産後うつは、多くの新しいママが直面する精神的な健康の課題の一つです。
この状態は、産後のホルモンの変化や新しい生活への適応のストレスなどが組み合わさって引き起こされることがあり、その症状は様々です。
では、産後うつの症状と原因、そしていつまで続くのかについて詳しく見ていきましょう。
産後うつの症状
一般的な症状
産後うつの症状は個人差がありますが、一般的に以下のような特徴が挙げられます。
- 気分の落ち込みや憂鬱感: 喜びや興奮が感じにくくなり、日常の活動に対する興味を失うことがあります。
- 無力感や劣等感: 育児に対する不安や自分の能力に対する疑念が生じ、自己評価が低下します。
- 睡眠障害: 眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚めることがあります。
- 食欲の変化: 過食または食欲不振が見られることがあります。
- 集中力の低下: 何かに集中することが難しくなり、物事を思い出すのが難しいことがあります。
- 感情の不安定さ: 怒りっぽくなったり、情緒のコントロールが難しくなることがあります。
私の症状
始めは出産後、入院をしている時でした。
息子の泣き声が怖くなり一緒にいるのが辛いんです。
勝手に涙が出てきて止まらない、食欲もなくなってごはんを残すようになりました。
次第に動くことも億劫になり、ベッドの上で病院の天井をずっと見ていました。
病院では母子同室を推奨していましたが、息子を新生児室で預かってもらっていました。
退院してからも症状は落ち着かず、ずっと床に寝転がっていました。
幸い夫が1週間育休を取得していたので、その間は育児や家事を任せていました。
しかし育休が明ける前日、私は息子と2人きりでいることの不安から自〇未遂をしてしまいました。
その出来事から急遽夫が1年間育休を取得してくれたのです。
産後うつの原因
一般的な原因
産後うつの原因は複合的であり、個々の要因が絡み合って引き起こされることが一般的です。
- ホルモンの変化: 出産後、急激なホルモンの変化が生じることが、精神的な不調を引き起こす一因となります。
- 睡眠不足: 赤ちゃんのお世話や夜間の授乳による睡眠不足が、神経系の不安定さを増加させることがあります。
- 社会的なストレス: 家庭内でのサポートの不足や、仕事と育児の両立など、社会的なストレスが産後うつを引き起こす可能性があります。
- 個人の精神的な要因: 過去の精神的な病歴や、個人の性格特性も影響を与えることがあります。
私の原因と思われること
私は第1子出産の時からうつを患っていました。
定期的に心療内科へ通っていましたが、第2子妊娠を機に減薬しました。
妊娠中は情緒不安定になることもなく安定した日々を過ごしていましたが、出産をしてホルモンバランスが崩れたせいか一気に情緒が崩れました。
頻回授乳で睡眠不足が続いたのもあるかもしれません。
そして私にとって赤ちゃんの泣き声を聞くのは辛く、心臓がバクバクするのです。
なんで泣いているのかわからない、泣き止ませられない自分が情けない、など理想の母親像とかけ離れている私に耐えられないのが原因だと思っています。
完璧な母親なんていないんだよ、手を抜いていいよ。と昔の自分に伝えたいです。
いつまで続くのか
産後うつの期間は個人差がありますが、早期の診断と適切なサポートを受けることで改善が見込めます。
通常、症状が続く場合は数週間から数か月かかることがありますが、早期介入が行われれば、回復が早まることもあります。
重要なのは、無理をせずに周囲のサポートを受け、プロの医療機関と連携することです。
私が行った対策
- 夫に育休を取得してもらい、夜は私の実家で息子を預かってもらう。
- 役所へ電話し、新生児訪問を行って使える制度を教えてもらう。
- 最短で心療内科の受診し、薬に頼る。
- 辛くなったら子どもと離れる時間を作る。
上記のことを退院してすぐに実行しました。
産後ケアなどもありましたが、私はとにかく息子と離れたかったので利用しませんでした。
今回自〇未遂までしたので周りはやばい!と思い私のために色々動いてくれました。
しかし第1子の時周りのサポートはなく、ほぼワンオペで育児していたのでとても辛かったことを覚えています。
今後もっと産後ママが気軽に使える制度が増えるといいな。
まとめ
産後うつは多くの新しいママが経験する課題であり、その症状や原因は複雑です。
しかし、適切なサポートと治療を受けることで、多くの場合改善が期待できます。
自身や周囲の人がこれらの症状に気づいた場合は、早めに医療機関の専門家と相談することが大切です。
周りにSOSを出しましょう!誰かが必ず助けてくれます。
この記事を読んでくれた方の参考に少しでもなっていると幸いです。
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