第2子出産後、夫が1年間の育休を取得しました。
今回は男性の育児休暇の制度やメリットについてご紹介します。
男性の育児休暇
男性の育児休業の取得率と日数
先日、男性の育児休暇取得に関する記事がUPされました。
企業などで働く男性の育児休業の取得率は、昨年度、およそ17%と過去最高になったことが厚生労働省の調査でわかりました。
NHK NEWS WEB
過去最高の取得率になったという記事です。
しかし現状は女性に比べるとまだまだ低く、女性の育児休業取得率は80%とのことでした。
そして、男性の育休取得日数の平均は46.5日のようです。
「5日未満」が25%、「5日以上2週間未満」が26.5%で2週間未満の取得が半数余りを占めました。
NHK NEWS WEB
私個人の感想では「短いなぁ」と感じました。
出産で体がガタガタの中頻回授乳で睡眠不足になっているママのことを考えると、1ヶ月は取得させてほしいと思ってしまいます。
夫の育児休業の日数
私が第2子を出産する前は、夫は1週間の育休を取得する予定でした。
しかし私の体調が優れず、急遽1年間育休を取得してもらいました。
夫の会社は福利厚生がしっかりしているので、男性でも育休を取得している方はいましたが、さすがに1年も育休を取得している方は過去にもおらず夫が初めてです。
そのため上司への説明や手続きなどで育休中も2回程会社へ行っていました。
夫の上司は「そういうことなら休んで奥さんのサポートをしてあげて」と快く育休を承諾して下さいました。とても感謝しています。
夫の場合はレアケースだと思いますが、育休を取得するには上司に早めに報告することをお勧めします。
育児休業給付金と給料
育児休業給付金とは
育児休業給付金は男性も受給することができます。
出生時育児休業給付金は、子の出生後8週間の期間内に合計4週間分(28日)を限度として、産後パパ育休制度を取得した場合一定の要件を満たすと受給できます。
※出生時育児休業給付金は男性を対象とした給付金です。
ただし育児休業中は、給料の支払義務はありません。期間は、原則赤ちゃんが1歳になる前々日までです。
ざっくりと説明しましたが、もっとよく知りたい方はこちらからご確認ください。
もらえる額はどのくらい?
では1ヶ月でもらえる育児休業給付金額はどれくらいでしょうか。
厚生労働省のサイトではこのように記載されています。
Q:育児休業給付の受給できる額は、例えば1か月でどの程度もらえるのか、だいたいの金額を教えてください。
・平均して月額15万円程度の場合、育児休業開始から180日目までの支給額は月額10万円程度、181日目以降の支給額は月額7.5万円程度
厚生労働省
・平均して月額20万円程度の場合、育児休業開始から180日目までの支給額は月額13.4万円程度、181日目以降の支給額は月額10万円程度
・平均して月額30万円程度の場合、育児休業開始から180日目までの支給額は月額20.1万円程度、181日目以降の支給額は月額15万円程度
ただし、給付額には上限があります。
各種税金等について
育休中は、各種税金や保険料が免除されます。
- 所得税
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
一方で免除されない税金もあるので注意が必要です。
- 住民税
住民税は前年度の収入に課税されるものなので、支払わなければいけません。
私の場合は急に振込用紙が家に届いて、やっと存在に気づきました…
なお、育児休業期間中は所得は無しとなるため、翌年度の住民税は0円となり、翌年度の給料の手取り額は上がると思われます。
また、固定資産税などは免除されることはありません。
社会保険料が免除されるとはいえ、意外と支払うものが多い可能性がありますので注意が必要です。
男性の育児休暇のメリット
家族との絆の深化
育休を通じて家族との絆が深まり、共に過ごす時間が豊かなものとなりました。
特に子供たちとの関係がより密接になり、成長の瞬間を見逃すことなく共有できました。
息子の首が座った!など夫婦で共有できるのは嬉しいです。
家事分担の均等化
育休中、家事分担がより均等になり、共働き夫婦の家庭運営がスムーズになりました。
これにより、ストレスの軽減や家庭内の円滑なコミュニケーションが生まれました。
「私は洗濯たたむから夫は料理お願い!」など家事の分担をするようになりました。
新たなスキルや趣味の追求
育休を利用して新しいスキルの習得や趣味の追求が可能になり、これは夫の個人的な成長につながりました。
私が調子がいい時は趣味のゴルフの打ちっ放しへ出かけ、ストレス発散することができています。
夫の産後うつも心配なので、定期的にストレス発散してもらってます。
まとめ
育休制度は、個人や家族、社会全体に良い影響をもたらす素晴らしい仕組みです。
今後もこの制度がより多くの人々に利用され、進化し続けることを期待しています。
利用できる制度は存分に利用しましょう!
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